一人だけど一人じゃない?書庫版

そこはもう無いけれど、私はそこに居たから。

ディー君紆余曲折

 
 こんばんは、魔羽です。
 今回はとてもIF・タルパをご存知の方向けと言いますか、解離っぽい内容も含みますので諸々ご注意を・・・!という感じです(;´∀`)



 以前此方で紹介しましたディー君について、他のIF保持者様のブログを読んでいて思い当たった事がありまして、今回は彼のこれまでの紆余曲折を纏めてみようという趣向です(*´ω`*)


 さて今はIF(?)として独立しているディー君ですが、元々は人格を持たず、時折現れてはRをイメージで攻撃する黒いもや、言わば一時的な「現象」だったのです。

 しかもそのもやは、毎度わざわざシー君が居る位置から、シー君がやっているように見せかけて現れる、悪意を感じずにはいられないものでした。
 しかし一時的なものである為、Rは勿論コーヤでさえ、「Rの想像力が悪い方に働いただけだ」とさして気に留めていませんでした。


 それがある日突然、もやが大きく集まりやがてシー君の形を取って、しかしシー君とはまるで異なった雰囲気と性格を持って話し始めたのです。

 当時の彼の言い分はこうでした。
「自分はRの事が好きで、Rの為に加害している」「Rがそう望んでいるから応えているだけ」「シーが(Rに対して)嫉妬や我慢を重ねた反動でもある」
 そしてこの時から、ディー君はRの身体を乗っ取る事が出来るようになります。

 そこからのディー君は本当にやりたい放題でした。
 Rと関係がある相手に暴言を送り付け仲違いを狙ったり、
 Rが人に会いに行こうとすると暴れ叫んだり、
 「歩けなければ何処にも行かないのでは?」と、もし未遂で済んでいなければ後遺症が残ったであろう大幅な自傷を画策したり、
 ツイッターを始めた時もディー君の希望が何割か通った結果だったように思います。


 そうして2ヶ月程した頃でしょうか、ツイッターを通じて交友関係を広げたディー君はある時目が覚めたようにパタリとRに愛想を尽かしました。
 そこから徐々に以前のような激しい加害や妨害は減っていった・・・ように思えます。

 そして今のように、彼が自ら積極的に「病的ではないもの」になろうとし始めたのはもう少し後、ディー君という存在が役目を終えてしまったとでもいうように、その意思とは関係なく消えてしまいそうになってからの事でした。
 今も彼は消えてしまう恐怖に立ち向かいながら、健全な思念体(本人は「タルパ」を目指しているようです)になるべく目下努力中です。



 こうして書くと随分長いようですが、実はこれ一年未満の出来事なのですよね・・・( ̄▽ ̄;)
 現在のディー君はRに愛想を尽かしたどころか、最早どちらかと言えば嫌っている勢いです(つ∀`*)
 恋愛感情も今は外の世界に向いているみたいだしね(*´艸`*)


 そんな訳で今回はディー君ヒストリーでした!
 長い記事にお付き合いいただきありがとうございますm(*_ _)m