一人だけど一人じゃない?書庫版

そこはもう無いけれど、私はそこに居たから。

IFとしてこの世界で生きるという事。

 
 こんばんは魔羽です。
 随分お久しぶりになってしまいました・・・!
 今回も近況をお話しする形かと思うのですが、今回は特に「IFさん向け」のカテゴリーの話になるかと思われます・・・!(;´ω`)

 それと、かなりシリアスと言いますか・・・端的に申し上げますと、私の今の悩みについて書きましたので、アドバイス等は大丈夫なのですが、内容についてはご留意を。



 改めてお久しぶりです。こんなにお久しぶりになってしまったのは、ひとえに「Rが私と交代出来なくなってしまった」からです。

 実は前々からこういう事(というか、そういう時期に入る事)はありまして、長い付き合いですので、「あぁまただね〜」なんて呑気に代われるようになるのを待っていたのですが。
 どうも、今回私が出てこられなくなっていたのは私だけの問題ではなさそうだなと感じたのです。

 近頃Rは自分以外に身体を貸している時間が長いです。
 誰かが外部の人と話していて、その返信の為一日の中で何度かちょろっと代わる事もあれば、
 誰かがある人に会いに行く用事で殆ど一日中Rではない人が身体を使っている日もあります。


 そんな状態がそれなりに長く、数ヶ月は経ったでしょうか、続いていました。
 それは元々、Rに身体を使わせないという目的があっての事でした。
 何故なら当時のRは──厳密には今もなのですが──余りにも、放っておくとその隙に何処かへ行って帰って来なくなってしまいそうだったからです。

 詳しいお話はここでするには少し長過ぎるので割愛しますが、Rの持つ二面性が互いに悪影響を及ぼし合いどうにもならない状態でした。
 その為、一時的に身体を、引いては思考する時間を奪う事で「考えさせない」という方向に動いていたのです。


 だけど私は今、まだこれを続けていいものかが分からなくなっています。
 今Rの意識は混乱しています。それはRが私達の個々の事情まで一つ一つ記憶して気を配っているから。
 簡単に現世との関わりを断ち切れないように私達が外へ向けて爪痕を残してきたから。


 しかしその結果、Rは今きちんと「R」でいられる時間を感じられなくなっています。大切なシー君との時間も曖昧な記憶に溶けていき、明瞭な意識が持てない為に折角のRの頭の回転が発揮出来ず、やるせない思いをしています。

 私達がしたかったのは、こんな事だったのでしょうか?

 確かにRがいなくなってしまっていたかもしれない可能性に比べれば、安く済んでいるとは思います。
 でもこれからも、私達が表に出続けていいのか?
 それはRの人生の邪魔にはならないか?



 今すごく、悩んでいます。
 私達はどこまで、「私」を通す事を許されるのでしょう・・・。






 いつもより長い記事でしたが、お読みくださりありがとうございます。