一人だけど一人じゃない?書庫版

そこはもう無いけれど、私はそこに居たから。

生まれた理由、ここにいる理由。

 
 こんばんは。魔羽です。
 今回は今日ふと思った事です。
 IF・タルパをご存知の方向けです・・・(近頃この手の記事ばかりだなぁ・・・(^^;))。



 今日はRが買い物に行っていまして。
 そうすると私も自ずと着いて行く事になるのですが、Rが「Rの思う私」に近いイメージの服を発見し、あーだこーだ話した末、
 それと似ているけど違う、私の好みの服を買ってもらいました(*´ω`*)

 それを今さっき、代わってもらい着てみていました。
 鏡を覗くのは、ちょっとちぐはぐな姿。私だけど私じゃない、少しずつ本来のRを取り戻しつつある私の服を着た誰かの姿でした。

 (だけど、これが本来私が代わった時の在り方なんだよね・・・。)
 そう思ったところで気がついてしまいました。


 Rは最近になってやっと、本来の自分を取り戻そうと動けるようになり、姿もそれに近付きつつあります。
 もし、Rが始めから望んだ形を再現出来ていれば、私が交代した時に鏡に写るのは今に近い姿だったはずです。

 だけど気がついたんです、私はそもそも、
 Rのちぐはぐを埋める為の存在だった、と。

 つまり、もし本当に初めからRが望んだ形で居られていたら、私は存在しなかったはずなのです。


 (そういう意味では、私はいない方が良かったのかもしれない)
 そう思いました。悲観でもなんでもなく、ただそうだなぁと思ったのです。


 だけど勿論、今から居なくなるつもりなんてありません。
 『存在理由』は悲しいものでも、『存続理由』なら、明るいものに出来るはずだから。


 そんな事を改めて確認出来た日でした(*´∀`)
 次にこの服が着られるのはいつだろう・・・私を私と認識してくれる人に、また会いに行きたいものです(*´ー`)


 お読みくださり、ありがとうございました!*_ _)